大掃除と並んで年末の定番と言えるのが、年賀状の作成。

普段会えない人に近況を伝えたり、日頃お世話になっている人へ感謝の気持ちを伝えるとてもいい機会ですよね。

ですが忙しい年の瀬、つい面倒に思ってなかなか手を付けないなんてことも。

 

私は数年前まで、パソコンで無料素材などを組み合わせて年賀状を作成していたのですが、絵がずれてしまったり、印刷の色が薄くなってしまったり、インクがすぐに無くなったりと、不便なコトがあまりに多く、年末の年賀状作成作業がストレスでしかありませんでした。

 

ところがある時、年賀状作成アプリがあると知って試してみたところ、びっくりするほど簡単でラクチン!

それからはストレスどころか、年賀状を作るのが楽しみになりました!

 

スマホで年賀状作成アプリを検索するとたくさん出てきますが、私はいつもいくつかのアプリをダウンロードして一通り年賀状のデザインを確認し、気に入ったデザインをチョイスするようにしています。

 

今回は、日本郵政による「はがきデザインキット2018」(スマホアプリ版)に気に入ったデザインがありましたので、こちらを利用することにしました。

 

 

はがきデザインキットの特徴

 

価格について

はがきへの印刷代は基本料無料の78円~で、一枚からでも注文することができます。

印刷代に、はがき代を足した料金が合計金額となりますね。

 

はがきデザインキットでは「写真あり」か「写真なし(絵のみ)」を選ぶことができますが、「写真あり」を選んでも追加料金はかかりません。

 

写真一枚当たりいくら、なんて料金設定をしている業者を見たことがありますが、このアプリなら写真を何枚入れても料金は同じなんです!

 

デザインのテンプレートによっては5枚、6枚と写真を入れられるものもありますので、たくさん写真が入った年賀状を作成したい人にはピッタリですね。

 

ただし、写真入りにする場合、はがきを普通紙ではなく写真用紙(フチなし)を選択すると、印刷代が108円となりますので注意してくださいね。(普通紙は78円)

 

もちろん、多少画質は落ちますが、写真入りの年賀状を普通紙に印刷することもできます。

 

また、「宛名印刷」も無料でした。

 

毎年腱鞘炎になりそうになりながらやっていた宛名書きが、スマホで入力して注文するだけでキレイに印刷されて手元に届くなんて、ラクチンこの上ありません!

 

さらに、希望すれば「ポストへの投函代行」も無料でやってくれます。

 

その場合は配送料も無料です。

(自宅へ配送する場合は別途配送料650円がかかります。)

 

まとめ割引もあります!

 

10枚以上の注文からまとめ割引が適用され、10枚以上で10%、30枚以上で20%、50枚以上で30%、印刷代が割引となり、枚数が多ければ多いほどお得です。

 

私は今回、34枚を普通紙への印刷で注文したのですが、印刷代が2,652円、はがき代が1,768円、自宅への配送料650円の追加と20%のまとめ割りで、合計4,560円(税込)でした!

 

デザインについて

選べるデザインは、和もの、かわいい系、ポップ系など100種類以上ととても豊富でした。

 

他の人とかぶってしまう心配も少ないので、安心です。

 

一度だけ経験があるのですが、自分が選んだデザインと全く同じ年賀状が友人から届いたら、なんだかちょっと恥ずかしいですよね^^;

 

また、ベースのデザインに干支や賀詞などのスタンプを自由に追加することができますので、オリジナリティを出すことができます。

 

写真を入れるタイプのデザインは、写真の枠をタップして、スマホに保存してある写真を選択するだけ。

 

または「カメラを起動」を選択して、その場で撮影・写真を追加することも可能です。

 

写真の枠は大きいものから小さいものまで様々ですので、大きさや位置、傾きを指で調整して、枠に合わせれば完了。

 

慣れていない方でも簡単、あっとゆーまに写真入りの年賀状が作れちゃいます。

 

スマホが苦手な私の母でも、私からほとんど説明しなくてもかわいい年賀状を作れていました!

 

もちろん、「今年も宜しくお願いします」などのメッセージを作って入れることもできますよ。

 

 

注文することもできるし、自宅で印刷することもできる

デザインが完成したら、「このデザインを注文する」か「プリンターで印刷する」のいずれかを選ぶことができます。

 

時間に余裕がある方や実際に印刷されたものを確認しながら進めたい方、印刷代をかけたくない方は、そのままおうちのプリンターで印刷するのがお勧めです!

 

ただし、プリンターのインクって結構高いですし、途中でインクがなくなった!とか印刷がズレて年賀状が無駄になっちゃった!なんてことも起こりかねませんので、おうちで印刷する方は注意して下さいね。

 

私の場合、普通紙のはがき34枚で印刷代が2,652円の20%割引だったのですが、年末の忙しい時期に自宅で一日印刷作業をすることを考えたら、この程度の費用で年末の貴重な時間を確保できること、そして印刷ミスなどのストレスから解放されることはとても価値のある事ですよね。

 

私としては、印刷はお任せしてしまって、浮いた時間を家族との時間や大掃除に回したほうが良いのではないかと思います。

 

 

はがきデザインキットのスマホアプリ版で年賀状作ってみた!

アプリの使いやすさについて

良かった点

 

アプリは非常に使いやすく、使い方ガイドをわざわざ読まなくても簡単にサクサクと年賀状を作成することができました。

 

デザインを選択して、普通紙か写真用紙かを選び、写真を入れて、スタンプやメッセージを入れて、注文するか自宅で印刷するかを選ぶだけ。

 

無駄な機能もなく、各画面で何をすべきかとても明確で迷うことがありませんでした。

 

すでにテンプレートがありますので、無料素材を使ってイチから年賀状を作成する時のような面倒なサイズ・位置の調整は不要です。

 

面白い機能として、手書きした文字などをデザインに入れられるみたいなんです。

 

紙に書いた文字などをスマホで撮影してアプリに取り込み、デザインに入れることができます。

 

「あけましておめでとう」などの文字を手書きにしてオリジナリティを出したい人には、とても便利な機能なのではないでしょうか。

 

一枚一枚手書きする手間が省けますからね!

 

今回私が作成した年賀状にはこの機能を使いませんでしたが、試しにやってみたらとっても簡単に手書き風の年賀状ができましたよ!

 

悪かった点

<デザインについて>のところでスタンプを追加できるとご説明しましたが、アプリ内にあるスタンプしか追加できないので、オリジナルのスタンプや無料素材を追加することはできなさそうです。

 

スタンプの数はたくさんあるのですが、私的にはもう少しチョイスがほしかったなぁといった感じでした。

 

デザインのデータをパソコンに送ることができますので、もしかしたらパソコン上で編集することができるのかもしれません。

 

パソコンに詳しい方でよりオリジナリティを出したい方は、トライしてみてはいかがでしょう。

 

私はパソコンに詳しくないので、アプリ内にあった干支のスタンプを一つだけ追加しました。

 

 

仕上がりについて

 

良かった点

注文してから受け取りまでがとても早かったです!

注文の翌日には発送した旨のメールが届き、その翌日には自宅に届きました。

 

悪かった点

実際に出来上がったものを見てみると、画面上で確認した仕上がりと、色合いや写真の明るさが結構違いました。

スマホで撮影した写真を2枚入れましたが、なんだか暗いんですよね。

画面上では十分明るかったのですが・・・。

全体的な色合いも、普通紙に印刷したせいか画面上に表示されているものとは微妙に違いました。

とは言っても、私的には十分許容範囲でしたので、仕上がりに不満があるほどではありません。

写真用紙への印刷にするともっときれいに印刷されるのかもしれませんね。

 

また、宛名面の微妙な調整は一切できませんので、長い住所は文字が小さくなってしまったり、名前の文字が大きすぎたりしてしまったのもちょっとマイナスポイント。

 

フォントの変更は可能ですが、選択肢が5つしかなく、太字への変更などもできません。

(楷書体、明朝体、ゴシック体、デザイン体、手書き風)

 

また注意点として、一度注文を完了してしまうとキャンセルや変更は一切受け付けてくれないようなので、注文する前に十分確認する必要があります!

 

私は生まれたばかりの息子の名前を入れ忘れるという大失態をおかしてしまいました(笑)

 

私の場合は書き足せばよかったので問題ありませんでしたが、住所や名前の漢字を間違えてしまったり、メッセージに誤字があったりしたら大変ですので、よーく見直してから注文してくださいね!

 

最後に(まとめや感想)

多少お金はかかりますが、このラクさを考えたらもう自宅で作って印刷して・・・なんて作業を今後することはないかもしれません。

 

いつでもどこでもスマホがあれば簡単に年賀状が作れて、しかもあっとゆーまに自宅に届けてくれるなんて、本当に便利な世の中になったなぁと今年も改めて実感しました!

 

せっかく年賀状を送るのですから、面倒に思いながら準備するなんて何となく悲しいですよね。

 

こんなにラクして作った年賀状なんて心がこもってない!なんて批判もあるかもしれませんが、作る方法が変わっただけで、スマホ上であってもちゃんと一人一人のことを思いながら作っていることには変わらないと私は思います。