スマートフォンのアプリを利用して年賀状を作成する。
それって便利なのでしょうか?
実際に利用して年賀状を作成した私が、メリット・デメリットを説明していきたいと思います。
年賀状アプリのメリット・デメリット
年賀アプリ最大のメリットは時間の有効活用!
私が年賀状作成アプリを利用したきっかけは、自身の結婚です。
結婚の挨拶や報告のために親戚や友人に年賀状を送ろうと思ったのですが、自宅にパソコンが無く、スマートフォンで年賀状作成アプリを検索してみました。
予想以上に数多くのアプリがあり、とりあえずいくつかのもので年賀状サンプルを作成してみました。すると、思ったよりも出来上がりがキレイで、簡単に作れたために驚いたことを覚えています。
私は、アプリを利用して年賀状を作成することの一番のメリットは、時間の有効活用だと思います。
忙しくて年賀状を作成できるような時間がなくても、パソコンを使用出来ないような状況でも、スマートフォンひとつあればすぐに年賀状を作成することができます。実際に、私がアプリで年賀状を作成したのは、職場までの通勤の電車の中や、お風呂に浸かってゆっくりしている時でした。
また、これまで写真付きの年賀状を作成する際には、パソコンにカメラや携帯電話の画像データを転送し、それを利用して作成していました。この転送作業は時間も手間もかかり、面倒くさがりな私にはとても大変でした。しかし、年賀状作成アプリなら、スマートフォンの中にある画像データをそのまま使用することができます。
スマートフォンの画像だと画質が粗かったりしないか少し心配でしたが、あまり大きく引き伸ばさなければ、普通のカメラで撮影した写真を使用した時とほとんど変わりませんでした。
実際に、私は結婚の報告のために5枚ほどスマートフォンで撮影した写真をレイアウトしたのですが、小さめなサイズだったからか全く気になりませんでした。
アプリによっては実際の年賀状を作成する前に、サンプルを注文できるものもあるので、写真の写りは大丈夫か、文字の大きさは見えやすいかなどをチェックしてみるのもいいかと思います。
宛名書きを自動でやってくれるサービスも!
私が年賀状を作成するうえで一番面倒なことは宛名書きです。
お恥ずかしい話ですが、パソコンに打ち込んだり、手書きで書くのが面倒なために、大晦日に焦ってまとめて宛名書きをした年が何度かあります。
そんな私にとってとても魅力的だったのが、利用したアプリのサービスにあった、【宛名スキャン】という機能です。昔いただいた年賀状の宛名部分を写真に撮影して送信するだけで、アプリ内の住所録に住所が自動的に登録される、というものです。
しかもオペレーターが手作業で登録しているということで文字の間違いなども起こらず、安心で、時間短縮にもなり楽々でした。
年賀アプリのデメリットはテンプレート種類と費用
ところで、年末になってくると本屋さんや雑貨屋さんなどの店頭で年賀状作成用のデータディスクのついた冊子をよく見かけるようになります。
私も実家に住んでいた時はその冊子を利用してよく年賀状を作成していました。データディスクを使用するにはパソコンが必要ですが、数多くのデザインやキャラクターのテンプレートがあり、見ているだけで楽しかったものです。
年賀状作成アプリにもたくさんのテンプレートが入っており、キャラクターの年賀状デザインもいくつもありますが、やはりそういった冊子には数は劣ります。年賀状に高いデザイン性を求めている方や、自分が使いたいキャラクターのこだわりがある方は、年賀状作成アプリよりも自分でデータディスクなどを利用して作成した方がいいかもしれません。
また、アプリで年賀状を注文する際には、はがき代の他にプラスで印刷代が必要になります。アプリによっては、さらにその他にも基本料金がかかる場合もあります。
私が利用した年賀状作成アプリでは、写真付きの銀塩プリントで一枚あたり約100円弱でした。枚数が多くなれば多くなるほど料金は安くなる仕組みですが、枚数を少なめに注文する方は、自分で作成した方が安上がりになる可能性があります。
アプリによりますが、だいたい枚数が30から50枚以上になると割引になってくるものが多いようです。
そのため、年賀状にあまりお金をかけたくない、料金を節約したい、という方にはあまりアプリでの年賀状作成は向かないかと思います。
これまでいくつかスマートフォンアプリでの年賀状作成のメリット・デメリットを紹介してきましたが、私自身は年賀状作成アプリを利用して良かったと思っています。
昨年子どもも産まれたため、より一層自分で自由に使える時間がなくなってしまい、今年は自力で年賀状を作成するのは難しいかと思っていました。
しかし、年賀状作成アプリを使えば、家の中のどこにいても、スマートフォンひとつで作成できるのでとても簡単です。実際子どもがお昼寝の間や夜の少しの時間であっという間にいくつかサンプルを作ることができました。
きっと来年も再来年も、アプリで年賀状を作成していくと思っています。