今年の年賀状は、近所のカメラ屋で写真をスマートフォンから取り込み、お店のテンプレートに載せるといった「年賀状オリジナル印刷」といったサービスを利用しました。
このサービスを利用した理由としては、今年の2月に入籍し、12月に結婚式を挙げたためでした。式の予算を少しでも抑えるために、一部の親戚と互いの職場の数人しか呼ばなかったこと、また夫婦ともに実家から離れて暮らしていたので遠方から招待できる友人知人が限られていたこと。ですが多くの人からお祝いのお言葉や品をいただいたので、少しでも式の様子やお礼の言葉、今後の挨拶を兼ねて年賀状を作成する必要がありました。
夫の関係者には、一部の会社の方に送る必要がありましたが親族には必要ないと、義両親からストップがかかりました。ですが妻である私の親族、友人知人など関係者からはかなり多くの方からお祝いをいただいたので、合計で40枚ほどの年賀状を必要としたのです。また私が妊娠中でもあったため、自分でデザインの決定から宛名の入力、印刷までをする体力が残っていませんでした。夫婦2人、共働きをしており夫は体力を使う仕事だったのであまり家でせっつくような作業をさせたくない、という気持ちもありました。幸い、今の家から歩いて5分ほどのところにカメラ屋があったのであまり派手に動けない今なら利用してみても良いかなという気持ちでした。
無地の年賀状を持ち込みできたこと、値段の差はあれど、テンプレートが豊富にあったこと、当日に出来上がるパターンがあることはとてもありがたかったです。というのも、「年賀状を準備しなきゃ!」と焦りだしたのがもうクリスマスを迎えていた時で、実際に準備したのは28日でした。それまでの間に仕事や体調不良などが重なり動くに動けない状態だったのです。買っておいた年賀状を持っていき、テンプレートを見ると派手すぎず、地味すぎないデザインが多くとても迷いました。でも、入籍したこと、式をあげたことをメインに伝えるものでないといけなかったので写真入り(1枚のみ)を選びました。コメントを書くスペースもあり、到着が遅くなってしまうことは分かっていたのでそのお詫びと挨拶もしっかり書くことが出来ました。
一番安いデザイン群から選んだため、紙質は一番グレードが下でしたが、写真の色合いなんかは特に気にならないクオリティだったので満足でした。また、当日仕上がりだったのでその日のうちに宛名書きも済ませ、夕方には投函することが出来ました。40枚もの宛名は初めてだったので後半は手首と肩と首にかなりの疲労を覚えましたが、達成感がありました。ただやはり宛名印刷は便利だということを痛感しました。
悪いところ、というよりは「しまったなあ」ということは年賀状申し込みの早割があったことを知らなかったことです。カメラ屋の店内に申し込み時期によって早割が効くといったことが書いてあるポスターが貼ってあるのをみて「早割があるならもっと早く申し込めば良かった!」と後悔しました。早割の有無で1,000円近く値段が変わったので、次回もし利用することがあればしっかりチェックしておきたいと思います。
ただ今回は利用していないのですが、少し気になったのは、宛名印刷が入ると当日受け取りができなくなる、といったことです。データと年賀状を工場のような作業場に一括で送り印刷するというのを聞きました。少ない枚数なら店内でできるということでしたが、なかなか社会人としては難しい枚数だったので、これはもう少し店でできる枚数を増やして欲しいなと感じました。
今年の反省は、①準備が遅かった②もう少しお店を検討すれば良かった③各店舗のサービスを比較するべきだった、の3点です。
来年は出産も終えて、子供がいるので赤ん坊の写真を載せた年賀状にするつもりでし。家族3人で写った写真にしようか、赤ん坊のソロの写真を使おうかと今から迷いつつワクワクしています。その時に年賀状印刷をお願いするかはまだまだ検討です。第一に夫の転勤で住まいが変わり環境が変わっている可能性があること、第二に自分たちでプリンターや宛名印刷のソフトを購入している可能性があること。これらによって状況が全く変わってくるので主な作成者である私がやる気をなくしている可能性があるため…。きっとそうなったときはこの印刷サービスをまた利用することになるのだろうと思います。その時には、今年の早割と宛名印刷について反省しつつ、お得に完成度の高いものを求めて早めに動きだしていこうと思います。なんにせよ、送って楽しい年賀状、もらって嬉しい年賀状ですからこれからを楽しみにサービス利用を随時検討していきたいと思います。